聴力障害の等級は、純音による聴力レベル（純音聴力レベル）と語音による聴力結果（明瞭度）を基礎として後遺障害を認定します。
第４級の３ 両耳の聴力を全く失ったもの
両耳の平均純音聴力レベルを90dB以上、または両耳の平均純音聴力レベルが80dB以上で、最高明瞭度が30％以下の人をいいます。
第６級の３ 両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの
両耳の平均純音聴力レベルが80dB以上、または両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上80dB未満で、最高明瞭度が30％以下の人をいいます。
第６級の４ 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
耳の平均純音聴力レベルが90dB以上で、他耳の平均純音聴力レベルが70dB以上の人をいいます。
第７級の２ 両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では、普通の話声を解することができない程度になったもの
両耳の平均純音聴力レベルが70dB以上、または両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上で、最高明瞭度が50％以下の人をいいます。
第７級の３ 1耳の聴力を全く失い他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
1耳の平均純音聴力レベルが90dB以上で他耳の平均純音聴力レベルが60dB以上の人をいいます。
第９級の７ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
両耳の平均純音聴力レベルが60dB以上、または両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上で、最高明瞭度が70％以下の人をいいます。
第９級の８ 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
1耳の平均純音聴力レベルが80dB以上で他耳の平均純音聴力レベルが50dB以上の人をいいます。
第１０級の５ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難だる程度になったもの
両耳の平均純音聴力レベルが50dB以上、または両耳の平均純音聴力レベルが40dBで、最高明瞭度が70％以下の人をいいます。
第１１級の５ 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
両耳の平均純音聴力レベルが40dB以上の人をいいます。