「むちうち」というのは一般用語で、傷病名としては、頸椎捻挫、頸椎挫傷、外傷性頚部症候群などのようになります。どれもむちうちと表現しても差し支えないもので「首が痛い」という症状の総称といえます。
そして、むちうちはその症状によって3つの分類に分ける事が可能です。それは、頸椎捻挫型と神経根型とバレリュー型です。この他にも、脊髄損傷や脳脊髄液減少症も考えられますが、これを「むちうち」という総称でと表現するのは適切ではありません。ここでは、むちうちを3つの分類に分けて、その原因を説明します。
頸椎捻挫型
むちうちの中でも基本となるもので、首の軟部組織が交通事故の衝撃によって損傷を受けて首に痛みが出るものを言います。しかし、レントゲンやMRIでは軟部組織の損傷が確認できない為、軽い受傷と捉えらる傾向があります。画像で異常がないから問題はないと言われます。しかし、首を動かすと痛みが増悪するのが一般的なので、日常生活上で常に痛みを伴うことから、被害者は大変な思いをすることになります。この頸椎捻挫型の後遺障害は14級です。
神経根型
頸椎(首)には7つの骨(椎骨)があり、そこからは腕などに神経が伸びています。むちうちによって、この神経に異常をきたすと、腕のしびれや手のしびれ、皮膚の知覚低下などが発症します。顔面や頭部に症状があらわれる事もあります。神経に異常をきたす主な原因は椎間板のヘルニアです。この神経根型の後遺障害は12級または14級となります。
バレリュー型
後部交感神経症候群といわれるもので、わかりやすく言えば、交通事故によって引き起こされた自律神経失調症です。むちうちによって交感神経が損傷を受けて、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が過度に働いてしまうのが原因といわれています。その症状は様々で、頭痛、吐き気、耳鳴り、視力低下、不眠、倦怠感などが発症します。このバレリュー型の後遺障害は14級がほとんどで、まれに12級が認定されることがあります。
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行為障害診断書結果、xp-加齢により変形有り、MRI-
ravvor.スパーリング、ジャクソンテスト=陽性
腱反射検査-正常、筋手縮-左し
可動域-前屈30度-後屈50度-右倔20度左倔15度 右回施20度左回施15度。で、今も車の運転に支障があります 。
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警察用診断書に記載されている全治期間で治療が打ち切られる事はありません。治療の打ち切りは、受傷の程度、通院状況や症状の推移などを総合的にみて判断されます。、