交通事故が原因で肩関節脱臼をおこす場合があります。
腕でダランと垂れ下がり外見からも方が下がっている事がわかるのが特徴です。
治療
肩関節脱臼のほとんどが上腕骨頭が前方に脱臼するものです。徒手整復操作としてヒポクラテス法(Hippocrates法)・コッヘル法(Kocher法)があります。ヒポクラテス法は脇に足を入れ強引に引っ張る方法で肩関節脱臼を元に戻す方法で皆さんも良くご存じの方法です。コッヘル法は前腕を回しつつ「この辺?」といった感じで肩関節脱臼を元に戻す方法です。他にもStimson法という被害者をうつぶせにして腕を垂直に軽く引っ張る(おもりを使ったり)方法ですが、このStimson法で肩関節脱臼が元に戻ると予後が良好な場合が多いです。
いずれも3週間程度の安静が必要です。
後遺障害への道
肩関節脱臼は10級・12級・14級の可能性があります。
反復性肩関節脱臼というのがあり、これは女性や弱年層に多いもので、脱臼が癖になる事を言います。この場合は12級に該当します。
あとは、肩関節脱臼時の状態や合併症により、また肩関節脱臼は、その後のリハビリをどのように行っていくかでて等級が変わる事があります。
肩関節脱臼は、肩関節脱臼にせよ反復性肩関節にせよ、交通事故後の固定が終わってから放置するからの対応によってで後遺障害の等級が変わるといえます。
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中学二年生女子の母です。四月頭に、ゴルフで、左手だけの、万振りを何度もさせられて、酷い痛みに襲われ、行きつけの整体に行ったら、酷い肉離れだと言われ、今最近迄毎週通い、肉を潰しに痛い思いで治療した。
で、治るはずが、痛みが、一向に取れないのをその方は、神経が、伸びたんだと言って、2.3年かかると。不安に思い、医大に行き、レントゲンを撮ると、肩の亜脱臼だと診断。MRIでは、中の膜を少し損傷してるが、ゴルフでは、多分大丈夫な所だから、心配ないであろうと判断。そこのリハビリで、少し猫背なんで、姿勢を痛く無い程度に、ストレッチしながら一週間様子をみると。しかし、なぜ、背中が、酷く痛いのか、分からないとの事。多分、痛みに敏感になってるからでは無いか?と。しかし、本人は、座る事も痛い、
学校では、授業も中々受けれないなど、調子が良い日と、悪い日と、極端に違う。肉離れは、MRIでは、綺麗な筋肉だと言われたので、治ってるはず。亜脱臼だけで、背中が、そんなに痛いものか…もう、三ヶ月近く毎日痛みとの戦いで、見ていられません。
本人は、全国大会でも、上位にいつも入る位、毎日ゴルフづけの日々でしたので、泣く毎日です。
他の可能性を考えると、ろっ骨の骨折の可能性もありますが、この場合は痛みは3か月も続かないので違うと考えると、背中のどこがどういった時に痛いのかという臨床的な観点から探っていくしかないと思います。