各種保険会社や共済では、人身傷害という保険を販売しています。
人身傷害保険は、過失に関係なく交通事故の治療費や慰謝料の補償を行ってくれます。
基本的には自動車保険に付帯する特約の場合が多く、各社独自の規定があります。
交通事故に遭ってしまった場合に、この人身傷害のお世話になる事も多いと思います。
人身傷害の補償内容の特徴
- 過失割合に関係なく治療費などが保障される
- 自賠責が適用されない交通事故でも治療費などが人身傷害から補償される
- 慰謝料が定額で補償される
というのがあります。
人身傷害と後遺障害
人身傷害を使用しても、自賠責が使用できる交通事故であれば、後遺障害の申請は自賠責保険に対して被害者請求が可能です。
しかし、自賠責保険が使用できない人身傷害では、後遺障害の申請は人身傷害に対して行う事になります。つまり、自賠責保険(共済)が認定するのではなく、人身傷害の保険会社が認定をします。(実際は損害保険料率算出機構が後遺障害の調査を行いますが)
後遺障害の等級が認定されると、人身傷害の保険金は増えます。この事から、人身傷害で対応中であっても自賠責保険が適用される場合には、自賠責への被害者請求を行う必要があることは対人賠償保険と同じです。
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一昨年交差点で事故をしました。通院一年半で、後遺症14級です。60万円プラス慰謝料その他で200万円の提示がありましたが、妥当でしょうか。
おそらく一般的な数字よりはよいのではないでしょうか。